玉川歯科医師会について

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院長 健康の源はお口から

成人は本来、28本の歯を持っております(親知らずを除く)。残念ながら,歳と共に虫歯や歯周病で徐々に抜けていってしまいますが、20本あれば普通の食事を摂取することができ、健康な生活をおくることができるとされております。そこで歯科医師会としては、30年以上前より80歳で20本の歯を残すという8020運動を展開してまいりました。30年前には対象者はわずか7〜8%でしたが、現在その数は50%を超え更に伸び続けております。日本人の平均寿命の伸びにも寄与しているのではないかと思います。

一方で、平均寿命から寝たきりや認知症など介護状態を差し引いた考えの健康寿命は、2016年の世界の健康寿命ランキングでは1位のシンガポールに続き、日本は2位で74.8歳となっております。せっかく80歳まで持ち続けた歯も口腔ケアを怠りますとお口の中の細菌が増え、抵抗力のない方はそれらを吸い込んで肺炎をおこしたり、歯茎の炎症から細菌が血管を通して全身に運ばれ様々な疾患の原因となる可能性が出てくることがわかってきました。

玉川歯科医師会では世田谷区と共に「お口の元気アップ教室」というお口のお手入れ、お口の機能を保つためのお口の体操などを取り入れた教室を行っております。

また、本会では平成14年よりお口の中にできる口腔がんをいち早く発見できるよう多くの会員の診療室での「口腔がん検診」を行っております。口腔がんは早期発見ができないと治療後の患者様のQOL(生活、人生の質)が大きく低下してしまいますので、世田谷区にもご理解いただき平成21年より一部受託事業となっております。またこの検診は近年、全国にも広がりつつあり多くの歯科医師会でも始めるようになりました。

その他「成人歯科健診」「産前産後歯科健診」「すこやか歯科健診」「2歳6ヶ月歯科健診」「フッ化物塗布事業」「休日歯科診療」「休日準夜歯科応急診療」区民歯科相談」などの事業を世田谷区と協力しながら行っております。

玉川歯科医師会はおかげさまで創立70周年を迎えることができました。我々会員一同、これからも区民の皆様に寄り添い笑顔で健康な毎日を過ごせるよう地域の公衆衛生活動を精力的に取り組んでまいりますので、これからもよろしくお願いいたします。

公益社団法人 東京都玉川歯科医師会    
会長 島貫 博    

玉川歯科医師会の目的

公衆衛生及び予防医学の普及向上を図り、地域社会の福祉増進に寄与する。


玉川歯科医師会の活動内容

多くの委員会に分かれて活動を行っています。
医療連携委員会
予算委員会
学術研究委員会
地域医療委員会
保険委員会
公衆衛生委員会
会誌編纂委員会
渉外広報委員会
会立歯科診療所運営委員会
会館管理委員会
災害対策・警察歯科医会運営委員会
健口啓発委員会

玉川歯科医師会の略歴

昭和26年(1951年)世田谷区歯科医師会より分離独立
昭和36年(1961年)社団法人認可
昭和62年(1987年)現会館竣工、会立診療所開設
平成13年(2001年)創立50周年

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